新日本製薬の現状と今後の予測について

2021年3月1日

以前注目していた、新日本製薬がボックス圏を下抜けて来たので、需給動向から現状と予測についての私見を書きたいと思います。

株価は長い間、2600円を底値として反発していましたが、とうとう底割れしたことにより、ボックス圏が崩れました。

今日の終値は、2343円も割っている状況。
最後の4秒で28円も下がりました(苦笑)
恐らくは逆指値の影響だと思いますし、あと後場引けの注文が入っていた感じです。

最後は119,300株の約定でした。

まず、最近の動きについて、需給動向の側面から、確認していきたいと思います。

まず、大きな要素としては、機関(Integrated Core Strategies)の空売りが2月8日に入りました。
(Integrated Core Strategiesは、シンガポールが本拠地です)

そして、さらに2月15日に、18200株分の空売りを増やしています。

空売りの残高は、138,000株ほどです。

この空売りの株は、証券会社から借りているわけですが、とりあえず直近の信用買い残は、160,000株ほどしかないので、おそらく追加で空売りをしたくてももうできません。(機関が1社しかいないのも、それを物語っています)

つまり、機関の空売りはこれ以上入らない計算です。

では、なぜ下げているのかと言うと、単に個人投資家が売却しているだけです。

まず、2600円が底だと思っていた投資家たちが、底抜けしたので、セオリー通り損切りをしたわけです。

その後、リバウンド狙いの大きな買いが入れば、そのまま巡航速度に戻ったと思いますが、先日まで全体の地合いが悪かったのと、断続的な個人投資家の投げ売りが発生して、損切りが損切りを呼んでいる状況なんだと思います。

日足のチャートを見ていただければ分かりますが、50日移動平均線からの乖離がものすごく大きくなっている状況ですし、2220円位まで落ちてくる、300日移動平均線まで落ちてくるので、そろそろ反発態勢に入ってもおかしくはない状況だと思います。

当たり前ですが売りが無くなれば、上がります(笑)

加えて、今直近では野村アセットが、1,200,000株弱ほど保有しています。

先日の第三者割当増資やオーナーによる株式の売却によって、流通している株式は増えていますが、投信系が買ってきている状況でもあるので、そこで吸収されています。

あと業績が悪いわけではなく、証券会社による目標株価も3000円というのは、変わっていないでしょうし、ニュースを見ているとなんだかんだ毎月IRリリースが出ていますし、機関の買い戻しもあるでしょうから、落ち着いてくれば、また上のほうに戻っていくのではないかと思います。

個人的にやめて欲しいと思うのは、信用買いですね。
信用買いが増えて、その人たちの含み損が増えて、信用買いした分が、機関の空売りに回ってしまうと需給が悪くなります。
そこだけは避けて欲しいものです。

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