当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています。広告も掲載しているサイトだとご認識ください。

消費者庁が2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮していますが、もし問題のある表現がありましたら、適宜記事内のコメント欄等からご連絡いただければ幸いです。

参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

6387サムコの第1四半期決算から読み取れる上方修正の可能性

2021年12月11日

 

タイトルを見て、「何バカなこと言っているんだ?」と感じた方もいると思いますが、フラットな視点で決算短信を読んだ私の感想です。

詳細は以下をお読みください。

第1四半期決算発表の結果について

本日、6387サムコの第1四半期決算発表がありました。

売上の進捗だけを見ると計画に対する進捗率は16%。

本来ですと100%の1/4として25%以上なければいけないのに、不足しています。

PTSでは、これを見て大きく売り込まれています。

表面的な数字だけを見たら、そう思うのもムリはありませんが、決算短信をよく読むと、たぶん2か月後くらいに後悔することになると思います(笑)

レーザーテックほどではないですが、似たような状況だと感じました。

受注高と受注残は、実はかなりある!

今回の決算短信で一番大事なのは、「補足情報」だと思います。

ここから読み取れることですが、実は第1四半期の受注高は約18.5億円あったんです。

P/Lに売上高として計上できたのは、10.9億円でした。→これが決算短信に出ている数字。

通期見通しの売上高67億円に対する、第1四半期の受注高約18.5億円という数字を進捗率で言うと実は27.6%です(笑)

さらに言うと、受注残は約38億円も残っています。前期比だと14億円も増加している状況です。

会社の発表では、2022年12月期の売上高計画は、前期比+10億円アップの67億円。

このペースで受注が順調という前提になりますが、このまま同じペースでスライドしていくと仮定すると、既に+4億円上振れする可能性が濃厚と考えることができます。

つまり、今後、上方修正の可能性すらあると考えても不思議ではありません

もちろん、売上計上できるタイミングに差があるので、受注残が増えた分が今期に全て入るとは限りませんが、受注残はいずれ売上にカウントされ、利益になります

しかも、サムコのやっている商売は、どっぷり半導体ビジネスです。

最近、半導体製造工場を建設するニュースを頻繁に見ますよね。

・韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2021年11月24日、米テキサス州テイラー(Taylor)に最新プロセス対応の半導体製造工場を建設すると発表。

・半導体製造で世界最大手の台湾TSMCは2021年11月9日、熊本県に半導体製造を受託する子会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing」(JASM)を設立すると発表。

・中国の半導体受託生産(ファウンドリー)最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)は、2022年も半導体業界の好況が続くと予想。同社の(現在の)生産能力では顧客ニーズの拡大に追いつけないため、上海市の自由貿易試験区臨港新片区で新工場の建設準備を進めている。

・Intelのパット・ゲルシンガーCEOが950億ドル(約10兆4900億円)の費用を投じてヨーロッパに2カ所の半導体工場を建設予定。

・Robert Boschは2021年10月29日、2022年に半導体工場へ4億ユーロ(約521億円)以上を投資し、半導体チップの需要急増に対応すると発表。ドイツのドレスデンとロイトリンゲンのウエハー製造工場の拡充、マレーシアのペナンで半導体テストセンターの建設を計画。

・2021年の半導体新工場着工数19件、22年も10件の計画

・SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は9月14日(米国時間)、最新のWorld Fab Forecastレポートに基づき、半導体前工程製造装置(ファブ装置)への投資額が、デジタルトランスフォーメーションに代表される長期的技術トレンドを推進力として、2021年に900億ドルを超え2022年には1000億ドルに接近し、連続して過去最高額を更新するという予測を発表。

究極的にはコレですね(笑)→ 2050年までの世界半導体市場予測 ~人類の文明が進歩する限り成長は続く

まだまだ受注も増えていく蓋然性が高いので、会計上のズレを多少カバーできるくらいの受注高が増加すると思います

さらに利益率ですが、2021年7月期 売上高経常利益率は18%でしたが、2021年7月期では20%へ伸びる見込みです。

ですので、売上高にスライドして、利益もさらに伸びる可能性が高いと考えます

機関の買い戻しの可能性と昨年 第1四半期決算発表の状況

需給面では、機関が空売りしており、モルガンが約15万株もホールドしていますが、もし週明けに大きく値下がりする場合は、一気に買い戻しするチャンスと考えるでしょうね。

おそらく12/13(月)は40万株近くの出来高ができると推測します。

ちなみに昨年の第1四半期決算発表では、大きく底を付けた後、V字で株価が回復しています。

レーザーテックも、決算数値はダメでしたが、受注残の多さが評価されました。

今、一番勢いのあるテーマは半導体関連ですからね。

上記理由から、私のスタンスとしては、とりあえずは損切りなどしないでホールド&ナンピンをかけて、見守っていこうと考えています

悔やまれるのは、決算跨ぎをしないで、決算発表後に買えば良かったということくらいでしょうか(笑)

あくまでも参考まで。
最終的には、ご自身で判断してください。

お願いごと

読んだ情報が参考になったら、ぜひとも以下をポチっと応援クリックしてください!^_^

株式投資ランキング



良い記事を書く励みになります!