marketmakerの投資手法
marketmakerの投資手法
今までの私の経験上、上昇トレンド銘柄であれば下値支持線付近でエントリーすることにより、比較的短期間のうちに含み益が出て、投資成績も手堅い結果であることを実感していました。
一方で逆張りも好きでした。
逆張りの場合、うまくいくケースでは1回あたり短期で100万円や200万円を取ることが可能で、値幅も大きく、儲けた時の爽快感や快感も高いのですが、そのようなケースが実は稀で、多くのケースでは逆張り後に反発せずに資金が眠ってしまうケースが多々ありました(苦笑)
あとチャート分析についても、酒田五法や一目均衡表、黄金比、フィボナッチ、ボリンジャーバンド、エルダー博士のトリプルスクリーン等、様々な研究してきましたが、いろんな失敗を積み重ねてきて、最終的に行きついたのが、「移動平均線を使った一波動投資法」です。
今では、これが私にとって、最も相性の高い投資法だと感じています。
「なんだ、ただの移動平均線の投資法か」と思われるかもしれませんが、単純ですが、投資成績の結果が良く、この方法を取り入れからは、ほとんど失敗をしなくなりました。
「移動平均線を使った一波動投資法」について説明していきますが、その前に、まず以下をお読みください。
手堅い方法で利益を重ねた時のシミュレーション
例えば、300万円の元手があり、それで株式投資して、買った株が10%上昇すれば、30万円の儲けです。(分かりやすくするため、今回は手数料や税金は考慮しないことにします)
もちろん100%勝てるわけではないので、損切も発生することを考慮します。例えば損切りは1回あたり15万円の損が出るとします。
1か月に3回、年間で36回売買をやったとして、勝率60%(損切40%)という想定であれば、
36回のうちの22回は勝ちトレード → +30万円×22回=+792万円
36回のうちの14回は負けトレード → ー22万円×14回=ー210万円
差し引き、1年間で582万円の勝ちになります。
税金20%や手数料を差し引いても、手取りは約500万円になると思います。
元本300万円が、1年間で500万円に増えた場合、資産が1年間で1.67倍増えたことになります。
この数値はあくまでも理想ですが、うれしい金額ですよね(笑)
これを目指しています。
では、具体的に、今回の投資手法について、どのような内容なのかを解説していきたいと思います。
1.買うかどうか悩む局面
株を買おうと思ったら、その日の株価は下落してマイナス。そしてローソク足が移動平均線にタッチしている状況。
反発期待もできるが、「ここで更に下がったら・・・」という不安もある。
2.不安でもエントリーしないと始まらない。勇気を出して買うしかしない。
更に株価が下落したら含み損を抱えてしまいわけですけど、見ているだけでは儲からないので、思い切って買う(エントリーする)しかないわけです。
株価が上昇中場合、上への慣性が働いているので、突発的なニュースや決算を跨がない限り、このまま上がり続ける蓋然性(可能性)は高いです。
ですので、買う時は、ナンピンなど考えないで3000株、5000株とまとめて買います。
自分で行けると思った銘柄には、多ロット(多くの株数)でエントリーするべきです。
なぜならば、良いと思ってエントリーするわけですから。
ちなみに、タイミングでエントリーするメリットは2つあります。
1.反発する可能性が高い
多くの人が狙っているポイントであること
2.エントリーや損切りをする根拠が明確
「移動平均線にタッチ」という材料が根拠になり、自信を持ってエントリーできる一方、もしハズした場合でも「移動平均線を割ったから」という根拠があるので、損切りをしやすい。
3.目標は1波動分取りに行くこと。
1波動分とは、以下の図の通り、波1つ分の上昇を狙いに行きます。
欲張らないで、手堅くいくわけです。
勝負期間は長くて10営業日ほど。
株数(ロット)を多く買っているので、1波動分でも十分大きな利益を出せます。
例えば、株価1200円の株を3000株買って100円上昇すれば、利益は30万円ですから、充分ですよね(笑)
4.もし上昇して損益分岐点を超えてきたら、トレーリングストップで最大値幅を狙う。
上昇し続けた場合、最大値幅を取りに行くべきです。
その場合は、トレーリングストップで上値を伸ばしに行きます。
但し、テクニカル的に加熱感のあるサインが出た場合は、欲張らないで利食いした方が良いです。
5.もし予想が外れた場合は、損切り。
移動平均線を割ってもすぐには損切りしませんが、損切り価格は必ず決めます。
基本的な考え方は、以下の図の通りです。
6.このトレード手法の特徴
7.問題
このトレード方法、かなり理想的なのですが、どうやって探すのかが問題でした。
既存の証券会社のスクリーニングでは探せません・・・。
auカブドットコム証券のカブボードチャートで試みた時期もありましたが、目視スクリーニングなので、とてもじゃないですが、やってられませんでした(苦笑)
8.ついに見つけた!
いろいろ探し求めた結果、ついに上記手法で銘柄を見つけ出せるスクリーニング方法を開発しました!
名付けて「移動平均線多重絞り込みスクリーニング」
※ご存じの方はご存じだったのでしょうけど、私にとっては感動的でした(笑)
ちなみにこのスクリーニングを行うために、超高機能なスクリーニングソフトが必要になりますが、それを使いこなせるようになりました。
そのソフトについての説明は、このリンクをクリックしてください。
具体例 フェローテック
当てはまる例として、半導体関連の最強銘柄、上昇トレンドが継続しているフェローテックで説明します。
以下は、25日、50日、75日移動平均線上にローソク足がタッチした時に、買いサインが全部出るような設定にしています。
時流に乗ったテーマ性のある上昇トレンドの銘柄であれば、調整して移動平均線にタッチした時(赤丸のタイミング)で買えば、その後、充分な売りチャンスがあるのがよく分かると思います。
3つの移動平均線を使っているので買いサインは複数出ます。買った後すぐに上昇しないかもしれませんし、全てが理想通りうまく行くとは限りませんが、儲かる確度が高い手法だと考えています。
「押し目買いが狙える」シリーズでは、上記のようなサインが出た銘柄をホームページでお知らせしていきます。
結構忙しくて、サボったりするケースもあるので、もし銘柄をお知らせしていない場合は、催促のご連絡をください(笑)参考になったらぜひ応援クリックをお願い致します。株ランク
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コメント一覧
すごい!おもしろそう。自己責任を自覚しつつ損切り基準もそのまま、まずは発表されてる銘柄でやってみようと思います!