機関投資家が空売りをし始めた銘柄を、追随してショートしたら儲かるのか?を分析・検証してみました

機関投資家が空売りをし始めた銘柄を、追随してショートしたら儲かるのか?を分析・検証してみました

機関投資家の空売り情報は、東京証券取引所から毎日発表されています。

今の時代、とても便利になり、機関投資家の空売りをまとめてくれるサイトあるんです。

そのサイトから情報を取り、機関投資家が「空売りでIN」した銘柄は、その後、どうなるのかについて分析・検証してみました。

検証は手作業になるので、もちろん網羅はできていませんが、おおよその傾向と結果が出ましたので皆さんにもお伝えしたいと思います。

検証の前提条件

まず検証の前提条件としては、約1ヵ月間の状況について確認しました。

最初に2020年12月3日の新規で空売りINしたもので検証しましたが、GOLDMAN SACHS INTERNATIONALが1件しかなかったので、

GOLDMAN SACHS INTERNATIONALが5件入っていた2020年12月11日でも検証をしてみました。

12月3日、12月11日、両方ともこの日の終値を起点として、本日2021年1月7日までの終値の差額を計算してみました。

もし空売りが成功していた場合は、判定が「○」 になっており、空売りが失敗している場合は判定が「×」になっています。
(空売り後に下がっても、戻ってきてプラスになったら機械的に「×」になっています)

12月3日、12月11日の両日以降からこの約1ヵ月の間に下落していたケースもありますので、その場合は判定の右横にある「空売後
の下落」のところに下落があったかないかについてもチェックしました。
チャートを見たときに、大きく下がっていれば「有」をつけており、そんなに下がっていない、もしくは空売りした後にスルスルと上昇しているものについては「無」のマークをつけました。

空売りを始めた日付から今日の終値と、それに加えて上記の「有」の銘柄も考慮しており、総合的な下落確率を算出してみました。
(右にある1の数字に関しては計算用のフラグです)

あと表の下に下落確率を記載しました。

検証結果

機関投資家が、新規で空売りINした場合の総合的な下落確率は

12月  3日のケース   79%
12月11日のケース 63%

という結果でした。

下落確率が51%を超えているので丁半博打ではなく、もし機関投資家が空売りを始めた銘柄があった場合、これから下落する可能性が高いと考えて良いと思います。やはり資金力と情報量が違いますから!

今回の検証を行い、1つ気づいたこととしては、機関投資家(証券会社)によって、空売りの手腕にかなり差があることが分かりました。

空売りが上手だと思った機関投資家は、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社、それからGOLDMAN SACHS INTERNATIONAL、この2社は、ずば抜けて優秀だと感じました。この2社だと下落確率80~90%くらいありそうな感じです。

あとまだ充分検証は済んでいませんけど、MERRILL LYNCH INTERNATIONALも意外と上手なんじゃないかと思います。

一方で、ダメだと思った機関投資家は、Societe Generale(ソシエテ ジェネラル)です(笑)

実践での活用方法と留意点

今回の情報を実践に生かすとしたら、まずは以下の空売りサイトを参考にして、

https://karauri.net/new/

1.モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社、GOLDMAN SACHS INTERNATIONALの新規INの銘柄をピックアップ

2.その銘柄が信用売り可能な「貸借銘柄」であるかを確認。

3.もしショート可能な銘柄であれば、自分の目で株価チャートを確認。

ここからはセンスの世界になりますけど、自分の目で見て「下がる」と思うならば、翌日の寄り付きでショートして、3〜5営業日ほど様子を見る。

なるべく、株価が2000円以上とかの「下げ余地のあるもの」が良いでしょう。

10%くらい下がったら、利食って逃げたほうがいいと思います。

実は、「機関投資家が空売り解消した銘柄は、株価がその後、上昇するのか!?」という検証もしました。

10%位下がって逃げたほうがいい理由に関しては、この検証を読んでいただければわかると思いますので、次回、その記事を書きたいと思います。以上、もし参考になったらぜひ応援クリックをお願い致します。株ランク