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消費者庁が2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮していますが、もし問題のある表現がありましたら、適宜記事内のコメント欄等からご連絡いただければ幸いです。

参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

ROE、PER、PBR と 株価(時価総額)との関係+自社株買いの説明について

2023年2月11日

 

株価の変動要因は、数多くありますが、ファンダメンタルズ中心に整理してみました。

図にいろいろ説明を付け加えていたら、少しゴチャゴチャになってしまいましたが(笑)、以下のような関係になります。

 

ROE、PER、PBR と 株価(時価総額)との関係図

※スマホの方は、図をタップするとクリアに拡大できます

 

ROEについて再確認

・PBR = ROE(%)× PER

・ROE(%)= PBR / PER

・ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本(期首・期末平均)×100

ROEの目安は10%ほどで、一般に、20%を超えると優良企業と評価されることが多いです。
なお、毎年ROEで10%を実現できるなら、7年で株主資本は2倍になります。

毎年株主資本を積み上げているなら、前期比で減益程度で株価が下落したら、絶好の買い場です。
しかし当期純損失(マイナス)になると、株主資本を棄損しますので、その場合は見送ります。

高ROE銘柄に投資する際は、他の指標(特にPER)に注目して、株価が割高か割安かを判断することが望ましいです。

高ROEかつ低PERであれば、一般に株価は割安と判断します。
つまり、「ROEが高くてPERが低い」とは、
「会社として稼ぐ力があり、株価の上昇が期待できる」ということになります。

但し、高ROEの企業は成長期待が高いため、PBRが高くなる傾向があります。
そして結果的にPERが割高になります。(PBR=ROE×PER)
グロース株なんか、その典型例ですよね。

ROEは企業が株主資本に対していかに利益を上げられているかを示す数値なので「当然では?」と思われるかもしれません、しかし、ROEの数値自体は直接株価には関係がなく、PERとPBRとの関係性が重要になります。

「PERとPBRを見ることで株価の適正価格がわかり」、「ROEによって企業の伸びしろがわかる」という仕組みです。

 

「自社株買い」で株価が上がるホントの理由

発行済み株式総数の2%相当の自社株を買うと、発行済み株式総数が2%減るので、利益総額が変わらなくても、1株当たり利益が約2%増えます。

PER(株価収益率)評価が変わらなければ、株価が理論上約2%上昇します。

自社株買いの意味は、「買って株価を押し上げる」ことではありません。→ ココ勘違いしている方、多いです。

「1株当たりの利益を増やす」ことにあります。

つまり、自社株を買うと、発行済み株式数が減ります。(※自社株消去の場合)
そのため、会社の利益総額が変わらなければ、1株当たり利益が増えます。

1株当たりの利益が増えることを好感して株価水準が高くなることが期待されます。
だから、株価が買われるわけです。

「たとえ話」で説明します。80個のシュークリーム(企業の純利益)を株主10人で均等に分け合うことを考えてください。1人8個ずつもらえます。ここで、企業が自社株買いを実施し、株主2人の株を買い取ったとします。

すると、株主数は8人に減りますので、1人当たりのシュークリームの割り当ては、10個に増えます!
このように自社株買いとは、株式数を減らすことで、1株当たりの分け前を増やす効果があります。

 

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Posted by marketmaker