連続ストップ安後の寄付きで買った後にリバウンドする確率 および 激リバ再現性の高い条件とは?
みなさん、こんばんは。
お待たせいたしました。
またいつも通り深夜のリリースになってしまいました(笑)
(これ調べてまとめるのに、合計18時間くらい掛かりました(汗)仕事レベルです、笑)
今回、連続ストップ安になった銘柄が、その後、どのくらいの確率でリバウンドするのか?について確認してみました。
Twitterでは「過去1年間を調べる」と書きましたけど、今回調べたのは2022年1月から直近11月11日までで「連続ストップ安になった銘柄」です。
ただ今回は、例外でレノバを入れておきました。
2021年12月に発生したのもありますし、あれだけのセンセーショナルな下落をしたので、やはり入れないわけにはいかないと思ったからです。
あと今回かなり時間がかかってしまった理由ですが、連続ストップ安銘柄の過去データ抽出のやり方がかなり複雑だったためです(汗)
相当苦労しました・・・。
ただ、最終的には無事抽出が完了し、集計してみたところ、連続ストップ安になった銘柄は、レノバを含めて合計17銘柄ありました。
※以下のミニチャートには、レノバは入っていません。(オウケイウェイヴは、名証なので検証からは除きました)
連続ストップ安銘柄のリバウンド確率を調べる目的
「連続でストップ安になったということは、パニックで売られたので大きく戻すだろうというイメージですが、それが果たして本当なのか?」
おそらく多くの方は、経験上、ザラ場では、2連続ストップ安した後に3日目の寄り付きで買えば、そこそこリバウンドが取れているようなイメージがあると思います。
ただ、基本的にはリバウンドをとって稼いでバイバイしたら、その後どうなっているのか個別に確認する機会も興味もあまりないでしょうし、今回の記事のように連続ストップ安をまとめた情報もないと思いますので、史上初!?な試みとして、日足ベースでその後どうなったのか?について確認してみました。
もし何らかの法則性があれば、再現性のある手法として活用できるかもしれないので、それを調べるのも目的の1つです。
皆さんもおそらく、そこに関心があると思いましたので、今回は単にそれらの銘柄を調べただけではなく、ストップ安になった理由や、連続ストップ安後のリバウンドの理由、連続ストップ安後1ヵ月以内の動きについても、一覧表でまとめてみました
(一番下にあるPDFをご確認ください)
おまけで、2022年ストップ安した銘柄のリストも以下に載せておきます。
連続ストップ安後の寄付きで買った後、リバウンドする確率
早速結論から書きます!
1日だけのリバウンドでもOKとして単純にカウントすると、連続ストップ安後の寄付きで買った後にリバウンドした件数は、大なり小なり含めて17件中13件ありました。
つまり約76%の確率でリバウンドしていました。
この確率だけ見ると、高そうに思えるかもしれませんが、いわゆる激リバで、かつ再現性がありそうなリバウンドを確認したところ6件でした。
この確率は約35%になります。
なお、この6件については、一番下に付けたPDFの「ストップ安直後のリバウンド」列ところに赤文字で記入しているものが該当の銘柄になります。
あとで「まとめ」と一緒に見てください
今回は、全17銘柄についてのチャートに各種コメントを書き込みました。
まずは、以下の個別チャートを確認してください。
スマホの方は、チャートをクリックすると画像がキレイに拡大できます。
4165 プレイド
赤枠の部分が、S安のところです。
4412 サイエンスアーツ
4541 日医工
今年2回も2連続S安しています・・・。
4584 キッズウェル・バイオ
4593 ヘリオス
4596 窪田製薬ホールディングス
嫌な思い出しかない、窪なんちゃらです・・・💦
4934 プレミアアンチエイジング
ここも年に2回、2連続S安!
6035 アイ・アールジャパンHD
6548 旅工房
最近また大きく下落中!
ダブル・スコープ
みんな大好きだったダブスコです。
7133 HYUGA PRIMARY CARE
7901 マツモト
9176 佐渡汽船
上場廃止になりました・・・
9211 エフ・コード
9250 GRCS
9519 レノバ
以上、連続S安した17銘柄でした。
まとめ 連続ストップ安後に買っても良い条件
今回の調査を通じて、「連続ストップ安になったからといって盲目的に買っても良いとは限らない」のがよく分かっていただけたと思います。
では、連続ストップ安で「リバウンドが期待できる可能性の高い銘柄の条件」とは何でしょうか?
私が今回の調査を通じて感じたところを箇条書きにすると以下の通りになります。(上から順に確度の高いものになります)
1. 本業の業績とは、全く関係のない原因で売られている場合は、買い!
例: 連れ安、連想による売り、パニック売り
2. 「疑惑」「懸念」など、まだネガティブなことが確定されていない状態で、不安からパニックで売られている時は、激リバが狙える可能性が高い
以上2つのパターンに当てはまる場合、勇気を出して買えば、短期間のうちに報われる可能性があります。
あと忘れてはいけないこととして、リバ狙いで買った後は当日のうちに一旦売却して様子見をした方が、より安全性が高いと思います。
もし翌営業日以降、下がるようなら5営業日以上、様子見をすべきです。
翌営業日以降、強そうであれば、9:30以降くらいに再度買えば良いと思います。
連続ストップ安をしているからといって、買ってはいけないパターン
連続ストップ安をしているからといって、買ってはいけないパターンは、以下の通りです。
1. 業績悪化が原因の場合
2. MSワラントの発行等、需給の悪化による下落
3. 株価が高値圏にあり、(ストップ安前に)機関がこぞって空売りINしている場合
4. 会社が事業を行っていく上で、根幹の部分に対する信頼に傷がつく不祥事(IRジャパンの例)
以上、4つの条件に当てはまる場合は、買わないほうが無難です。
むしろ、貸借銘柄であるなら、リバウンドしたところを空売りした方が良いかもしれません。
以下に、今回調べた連続ストップ安銘柄の詳細を記載したPDFをつけておきます。
※機関のところは、途中で疲れて断念しました・・・、ご了承ください。
PDFファイル
以上、結構なハードな調査でした(笑)
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