フェローテックの公募売出価格と株価安定操作のお話【保存版】
公募申込期間中の株価の動きはどうなるのか?
フェローテックの公募価格が決まりました!
発行価格は1株3,667円
申込期間は、12月2日(木)~12月3日(金)です。
株価が公募価格を下まわることは100%ない!
公募増資の申込期間中に、株価が公募価格を下まわることは100%ありません!
絶対に株価は公募価格を下回ってはいけません!
(何かの拍子で一瞬下回るかもしれませんが・・・)
市場で買った方が安ければ、公募株が売れないからです。
したがって、12月2日(木)~12月3日(金)は、『株価安定操作』が認められています。
株価安定操作の解説
株価安定操作とは、公募価格を下まわらないように、公募価格の+10円~+20円程度のところに大量の買い注文をだして株価を支えることです。今回は、野村證券がそれをやります。
公募価格割れを防ぐのみで、買い上げたりはしません。
フェローテックの例で言うと、3667円を割ることはないので、3,670円~3,680円あたりで安定操作が発動すると思います。
安定操作取引を行う企業は、安定操作届出書や安定操作報告書の提出が求められますが、それらの書類は、一般の投資家が東京証券取引所のホームページ上で確認することが出来ます。
日本取引所(JPX)のホームページ
https://www.jpx.co.jp/markets/public/stabilization/index.html
マネックスの方が見やすいです(笑)
https://mst.monex.co.jp/mst/servlet/ITS/info/StabiOpe
フェローテックの会社名もありますよね。
話を戻すと、買い支えするので、通常、公募株は全て捌けると思います。
ちなみに証券会社(野村證券)は公募株を売ってしまった後は、当たり前ですけど買い支えはしないので、公募株を投資家が売買できるようになる前に公募割れする可能性はあります。
安定操作した銘柄の実例
直近では、国際紙パルプ商事の株価が12/1まで、安定操作をされていました。
売出価格は309円。
安定操作の期間は、2021/11/30~2021/12/1でした。
結果:309円を死守していました。
笑ってしまうくらいの買い支えです(笑)
これが安定操作です。
その1つ前ですと、幸和製作所が2021/11/10~2021/11/11 に安定操作を行っていました。
募集価格は、1012円でした。
その後、受渡後にどうなったのか?
以下のチャートを見れば分かりますが、株価は鳴かず飛ばずで、結局、今日現在は、公募で買った人は含み損です・・・。
フェローテックは人気があるので、上記のようになるとは限りませんが、とにかく絶対儲かるということはないので、ご注意ください。
あと、機関の空売りですが、ゴールドマンがINしているのが気になりますね。まさか野村證券 vs ゴールドマンの闘いが見られるとか!?
(冗談です、笑)
では、おやすみなさい。
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