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消費者庁が2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮していますが、もし問題のある表現がありましたら、適宜記事内のコメント欄等からご連絡いただければ幸いです。

参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

浮動株数よりも売り残+貸付残が多い銘柄【信用取引及び貸借取引の状況 2023/4/14版】

みなさん、こんばんは。

4/14付の最新版です。

今回、浮動株比率の数値について補正を加えました。

基本的には会社四季報に載っている浮動株比率をベースに浮動株数を計算していますが、フォロワーさんから「IPOして間もない銘柄の浮動株比率は、違うのではないか?」という指摘がありました。

会社四季報を調べてみたところ、IPO後3か月くらいしか経過していない銘柄のみならず、IPO後1~2年経過している銘柄でも明らかに浮動株比率がおかしい銘柄がありました。

「おかしい」というのは、浮動株比率が「0.1%」とか「..%」等の状態です。

浮動株比率がオファリングレシオ(公募+売出し+OA(オーバーアロットメント)分)よりも少ないのは変ですよね。。。

オファリング・レシオ(Offering ratio)は、企業が新規公開(IPO)する際に、発行済株式数のどの程度を株式市場に放出するかを示す、ファイナンス規模や流動性の指標。平均のオファリングレシオは20~30%。20%以下は流動性がさがり、希少性が上がります。そして10%以下は、プラチナチケット銘柄と言われます。

どうやら株式公開するの浮動株比率を載せているようです・・・。

2022年、2021年の2年分のIPO銘柄を詳細に調べてみましたが、浮動株比率が載っていない銘柄もありましたし、どう考えても少な過ぎる銘柄も多々ありました。

あと、会社四季報には、IPOではない銘柄でも浮動株比率に「..%」という表記がされている場合もあります。

これも調べてみたところ、四半期毎に行われるデータの集計に間に合わず、四季報に載せられないケースでは、この「..%」表示にしているみたいです。

上図は、浮動株比率の算定方法より
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/cal2_1_FFW.pdf

ただ不思議なのは、トヨタ自動車とか超大手企業であるにもかかわらず、浮動株比率や特定株比率のデータがずっと載っていないケースもあるんです・・・(苦笑)

あと、ファーストリテイリングの場合は、特定株比率はありましたけど、浮動株比率はありませんでした。

ということで、浮動株比率の奥の深さを感じた週末でした(笑)

とはいえ、浮動株比率が不明なものを全て除外するのは、いかがなものかと思いましたので、今回、IPO銘柄や浮動株比率の表記のない銘柄の数値は、極力「推測値」でデータを補うことによって精度を高めてみました。

この作業で、ほぼ丸一日費やしました(笑)

 

今回分より「会社四季報の浮動株比率の数値がおかしい」、もしくは「存在しない」場合、以下のように補正しています。
※この補正は、あくまでも推測値になるので、この点はご了承ください。

推計値の算出方法は以下の通りです。

浮動株比率 推計値の算出方法

1. 2021年以降のIPO銘柄で浮動株比率が1%未満、もしくは数値がないもの

→ オファーリングレシオを浮動株比率とみなしています。

補足説明:
オファーリングレシオと浮動株比率が四季報に表示されているIPO銘柄の数値を比較してみたところ、ほとんどのケースで

「オファーリングレシオ>浮動株比率」

となっていました。

なぜこうなるのか考えてみたところ、IPO後に、その会社の株を握る特定株主が一定数出てくるみたいです。それによりオファリングレシオよりも浮動株比率の方が低い(つまり特定株比率が上昇した)という状況になったと推測します。

なお、オファーリングレシオから浮動株比率がどのくらい減るのかについて、全銘柄の中央値を求めてみたところ、約48%という数値が算出されました。

ですので、浮動株比率の表示がない、もしくは数値が明らかにおかしい2021年以降のIPO銘柄については以下のようにしました。

①現在の日付より3ヶ月以内に上場した銘柄の場合は、オファーリングレシオの数値をそのまま採用

②現在の日付より3ヶ月前〜6ヶ月前以内に上場している場合は、オファーリングレシオの75%の数値を採用

③現在の日付より半年以上前に上場した場合は、オファーリングレシオの50%の数値を採用

以上のように期間別にパーセンテージを変えて補正しています。

2. 浮動株比率はないが、特定株比率があった場合

→ 単純に「1 − 特定株(固定株)比率 = 浮動株比率」にしました。

以下の基準を参考にしました。

浮動株比率の算定方法より
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/cal2_1_FFW.pdf

3. 過去1年以内の四季報に、浮動株比率が掲載されていた場合

→ 古い数字になりますが、その数字を採用

以上のように補正していますけど、どうしても見つからないものについては、除外しています。
除外銘柄は以下の通りです。

 

今回よりこのような補正をしていますので、前回と若干順位が変わっています

今後、載せていく情報も、以上の基準で計算しますので、ご了承のほどよろしくお願いします。

浮動株数よりも売り残+貸付残が多い銘柄ランキング

浮動株に対する空売り残比率が90%を超えている銘柄を掲載しています。

今回も東証上場の全銘柄の中から、「浮動株に対する空売り比率の高い順」にソートしました。

上昇トレンド中の銘柄の場合、空売り分は買い戻しによるブーストが効くので上昇エネルギー源となります。

以下の画像は、クリック(タップ)すると鮮明に見ることができます!

ちなみにヘリオステクノは89%でした(おしくも掲載から除外!)

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