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消費者庁が2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮していますが、もし問題のある表現がありましたら、適宜記事内のコメント欄等からご連絡いただければ幸いです。

参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

【空売り候補】ロシア向けの商売や資産を保有しているヤバイ会社を見つける方法

ロシア向けの商売、資産を保有している会社を調べる方法

ロシア向けに商売していたり、資産を保有している会社は、これから売上が減ったり、減損、引当によって減益になる可能性があるので、チェックしたい方もいると思います。

Google検索で調べても、うまく欲しい情報がヒットしないので、今回は上場企業(有価証券報告書を提出している企業)でロシア向け商売を行っている会社を調べる方法について書きます。

有報catcher(ユウホキャッチャー)を使う

ご存じの方も多いと思いますが、有価証券報告書に記載してある文章を検索したい場合、有報catcherを使うのが1つの方法です。

https://ufocatch.com/Xsearch.aspx?q=%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2&c=ALL&p=3&fc=&fe=&t=0

UFOキャッチャーと語呂が似ているので、耳に残りますよね(笑)

検索窓に、抽出したいキーワードを入れると、そこがハイライトされた形で有価証券報告書の中から全文調べて抽出してくれます。

便利は便利なのですが、

複数単語による検索が致命的にできない。(動作はするが、Google検索並みに抽出していない)
・動作が遅い

という欠点があり、私は最近使わなくなりました。

EDINETの全文検索画面を使う方が良い

結論を言うと、こちらの方が優秀です。

以下、EDINETの全文検索画面
https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?uji.verb=W1E63030InitDisplay&uji.bean=ee.bean.W1E63030.EEW1E63030Bean&TID=W1E63030&PID=currentPage&SESSIONKEY=1647138883443&lgKbn=2&pkbn=0&skbn=0&dskb=&dflg=0&iflg=0&preId=1&row=100&idx=0&syoruiKanriNo=&mul=&fls=on&cal=1&era=R&yer=&mon=&pfs=4

EDINETは、Electronic Disclosure for Investors’ NETworkの略称で、金融庁が運営する『金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム』のことです。

有価証券報告書、有価証券届出書、大量保有報告書等の開示書類について、提出から公衆縦覧等に至るまでの一連の手続を電子化し、提出者の事務負担の軽減、投資家の情報へのアクセスの公平・迅速化をはかり、証券市場の効率性を高めることを目的として開発されたシステムです。

EDINETで上場企業がロシア向けに商売、資産があるかをチェックする方法

まずは、文字列に検索したい単語を入力します。
実はこちらも複数語検索は苦手です(笑)

ただ、入力してもとりあえずは動作するので、複数単語検索をしたい場合は、Google検索のように間にスペースを入れて、単語を複数入力してください。

次に書類情報を指定しましょう。

下図の3つで充分です。もしそれでも多い場合は「有価証券報告書」だけにチェックしましょう。

次に業種を指定します。

これを指定しないと、余計なものまで抽出してしまうためです。
ファンドが不要な場合は、「証券、商品先物取引業」「その他金融業」を抜きましょう。但し、リース会社は「その他金融業」に該当するので、リース会社を調べたい場合は、チェックを入れます。

下図は「証券、商品先物取引業」「その他金融業」にチェックを入れた場合です。437件ヒットしています。

もし「証券、商品先物取引業」「その他金融業」にチェックを入れた場合、検索結果には、以下のように数多くファンドが表示されて上場企業のネタを探している人には見にくい。(※ファンドの中身を調べたい方には便利かも)

もし、「証券、商品先物取引業」「その他金融業」を抜くと、以下のようになります。369件に減りました!

そして、検索結果は、以下のように金融を除く上場企業の情報がスッキリと表示されます。

以上のように「ロシア」という単語が入ったもの抽出してくれますが、玉石混交なので、ここからは人間の目

・売上に影響があるか?
・ロシア向け資産や売上債権を保有しているか?

などの視点でチェックしていきましょう。

これを丹念に行えば、何か新しい発見があり、ショートできそうな銘柄を見つけられるかもしれません。

あともちろん、他にもいろいろ応用が効くテクニックなので、これでお宝銘柄を発掘してみてください(^_^)

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