水素(燃料電池)自動車と電気自動車(EV)の比較、電気自動車関連銘柄

水素(燃料電池)自動車と電気自動車(EV)の比較、電気自動車関連銘柄

バイデン氏が次期米国大統領になるので、エコ関連に注目です。

特にすそ野が広い自動車関連には注目したいと思います。

自動車業界の業績は思ったより好調で、トヨタは上方修正しました。

これからリモートワークが促進され、田舎に住むようになると車も必要になるでしょうから、そうなると日本国内でも車の売上は上がる可能性が高いでしょう。

あと海外では車社会の地域が多いのと、ガソリン車からの電気自動車等の環境自動車(グリーンカー)への入れ替え需要が爆発的に増えるので、これからもまだまだ注目できるセクターです。

水素(燃料電池)自動車と電気自動車の違い

それぞれの特徴を箇条書きでピックアップしたいと思います。

電気自動車

・自動車の構造・仕組みが簡単

・電気充電所は、1カ所の建設に50~70万円のコストが必要

・充電時間は急速充電で30~40分、80%くらい充電できる。

・既に5分で75%まで充電できる技術が開発されている。

・電気自動車は航続距離は、日産リーフで400km、テスラモデルSで600km。

・電気代は、ざっくりガソリンよりも安いです。
 1リットル20km走れる車の場合、120円。
 日産リーフは、5.36km/kWh。一番高い昼間の電気代30円/kWhとしても、20km換算で112円。夜間電力23円/kWhとすると86円。

水素自動車(燃料電池自動車)

おさらい:水素自動車は燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)の1つ。ガソリン燃料の代わりに水素を燃料として走る自動車。

水素自動車(燃料電池自動車)は電気自動車とともに、環境に優しく、将来的に普及が見込まれている。

水素自動車には燃料電池が使われているが、燃料電池とは、バッテリーのように電気をためておく装置ではなく、水素と酸素を化学反応させて電気を継続的に発生させる発電装置のこと。

特徴は以下の通り。

・水素自動車の航続距離は600km以上で、充電時間は5分くらいしかかからない

・水素自動車は内燃機関の自動車以上に部品点数が多く複雑

・水素ステーションは1基に4億円前後の費用が必要

・水を電気分解して水素を得る方法もあるが経済性がない

・原油から化学製品をつくる際に付加的に発生する水素である。問題はその水素の量が十分ではない。

・水素タンク:水素は普段高圧に圧縮して貯蔵する。しかし、高圧にするのにも限界がある

・発電装置である燃料電池は電気だけでなく、熱も発生する。しかし、発生した熱を放熱させる排出口がない。この熱が問題になって性能向上が難しい。

・水素自動車の熱効率は40%まで落ちることになる。一方、電気自動車の熱効率は約90%になる

・世界的に見れば水素自動車産業から次々にメーカーが撤退。水素自動車開発の先頭を走っていたダイムラーも開発から撤退。続いてフォード、日産・ルノーのアライアンスもFCV商品化を凍結。

トヨタのミライは、FCVです。

これからの環境に優しい車は・・・

やっぱり本命は電気自動車(EV)ですね。

ただ、水を電気分解して水素を作る画期的な技術が生まれたら、水素自動車(FCV)になると思います。

ということで、まずはEV関連銘柄で注目できるものをピックアップ。

◆田中化学研究所:
リチウムイオン電池向けの正極材料専業で、エコカー、EV向けに注力している企業。
週足で見ると、まだまだ買える。大本命だと思います。

◆ダブル・スコープ
リチウムイオン電池セパレーターの専業メーカー。
週足で見ると、まだまだ買える。

◆指月電機製作所
コンデンサー製造の会社。自動車用フィルムコンデンサも製造しています。
週足で見ると、まだまだ買える。

◆安永
リチウムイオン電池の寿命を12倍に伸ばす新技術を開発。

◆テクノアルファ
パワー半導体結線装置が主体の商社

◆戸田工業
リチウム電池正極材事業も手掛けている

◆ジーエス・ユアサ コーポレーション
とりあえず電池といえばユアサなので、挙げてみました。

ただ、ハイブリッド車(HV)に搭載するリチウムイオン電池に集中投資しているので、ちょっと方向性が間違えている感じはします・・・。

同じリチウムイオン電池でも、HV向けとEV向けでは求められる性能がかなり異なります。
エンジンとモーターを切り替えながら走るHVは充電と放電を繰り返すため「出入力」の性能が重視。
一方、次世代車の本命であるEV向けは、大容量でコンパクトな設計を各社が追求しています。
ガソリン車向け鉛蓄電池でGSユアサが磨いてきたノウハウが生かせるのはHV向けなので、EV向けではありません。

◆タチエス
米テスラの電気自動車(EV)「モデルX」向けに後部座席用シートフレームの供給。日産自動車のEV「リーフ」、ホンダのFCV「クラリティ フューエルセル」、三菱自動車のプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」にもシートを供給。

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