4442 バルテス、第三者割当実施の影響と今後の株価動向

2019年6月22日

みなさん、こんばんは。
バルテスですが、本日6月21日に「第三者割当による自己株式の処分の結果に関するお知らせ」とのIRがリリースされました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4442/tdnet/1723283/00.pdf

第三者割当の内容

バルテスの普通株式156,900株をSBI証券に割り当てるというものでした。
詳細は以下の通りです。

(1)処分株式数 当社普通株式 156,900株
(2)払込金額 1株につき 金 510円
(3)払込金額の総額 金 80,019,000円
(4)処分価格(割当価格)1株につき 金 607.20円
(5)処分価格(割当価格)の総額 金 95,269,680円

手取金の使途(以下IRより)

今回の第三者割当増資による手取概算額95,269千円につきましては、令和元年5月22日に公表した「有価証券届出書の訂正届出書」に記載のとおり、テストエンジニアの採用費、基幹システム投資、テストセンター増設、及び借入金の返済に充当する予定であります。

ということで、これを踏まえて今後の株価の影響について考えてみました。

バルテスの今後の株価

発行済株式総数は7,150,000株で変わらず。

つまり希薄化したわけではないので、1株あたりの価値は変わらずです。

したがって、理論的には株価に対する影響はニュートラルと考えます。

但し、バルテス自身が保有する株式がSBI証券に渡り、SBI証券が売り出して処分してくるようですと、今回処分した156,900株が世に出てくる流通株になるため、流動株数が増えることになります。

所有する自己株式数 407,000株 ①
第三者割当による自己株式の処分株式数 156,900株 ②
第三者割当による自己株式の処分後の自己株式数 250,100株 ①-②

ただ、元々のオファリングレシオは17%ですが、今回の156,900株をプラスしてもオファリングレシオはまだ19%なので、全然大したことはありませんが、現在のホルダーに対する心理的なマイナス影響は大いにある感じです。

個人的には、かなり安くなってきたので買おうかなーと思っていましたが、今回の売り出しIRを見てしまうと、買いたくなくなり、様子見モードとなってしまいました。

このような考えの投資家が多いと思いますので、需給的には売り優勢で株価は下落してしまう可能性が高いと考えます。

IPOしたばかりで、且つ、この下落タイミングでの第三者割当による自己株式の処分は、ちょっとヒドイ感じですね。

ホルダーだったら悲しい思いをするところでした。。。

今後の展開としては、心理的な節目の1000円が1つの防衛ラインになってくると思います。

このあたりまでは覚悟しておく必要があるかもしれません。

ただ、直近のテクニカル的には下がっても1200円くらいで、いったんそこでリバウンドがあるでしょうけど、戻り待ちの売りがあるので、何か材料(→決算発表が一番効果的)がないと、なかなか買いが入らない状況のような感覚です。

バルテス自身は魅力的

そうは言っても、バルテスの事業や業績は魅力的です。

1000円くらいまで下がってきたところでは、買いたい人もそれなりに出てくるはずですし、リバウンドは大いに考えられます。

現状は、株価1.5倍でロックアップが解除されており、ベンチャーキャピタルの売りも断続的に出ている状況ですので、しばらくは様子見でしょう。

バルテスは決算期が3月なので、第一四半期決算は7月末から8月初旬に発表されると思います。

ここでの決算は非常に期待できると思いますので、7月中旬くらいから株価の動きを注視して、株価の位置が低ければ買ってから決算跨ぎしても良いと思いますし、株価が織り込んで高くなっていくようであれば、順張りで付いていく感じだと思います。

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