今日の相場概観とマザーズチャート
11月17日火曜日、日経平均株価は107円高の26014円
日経平均は本日136円高でスタートして、前場寄り付き段階で29年ぶりの高値を付けています。
その後、徐々に利益確定に押されて下がるも、後場になって上げ幅拡大し、底堅い動きで107円高となりました。
アメリカのモデルナのワクチン開発で94%の有効性があるとみられ、それが好材料視され景気敏感株に買いが入りました。
セクター別では上昇業種が空運、保険業、鉱業、鉄鋼。
一方、サービス業、情報通信、精密機器が下落業種でした。
日経レバレッジの逆日歩本日は5円
なんと日経レバレッジの逆日歩本日は5円!
この11月に入ってからのこの強烈な上げはすごいですよね。
23,000円台から24,000円になり25,000円なり、本日には2,6000円になったので、感覚的には売りたくなります、苦笑。
こうゆう状況なので、またダブルインバースの買いが入り始めています。
ダブルインバースを買っている分には、信用取引で買っても逆日歩が発生しないんですが、日経レバレッジをショートしていると、強烈な逆日歩が付いてきます!
毎日、金利を払わなければいけません。
一方、海外投資家はここを狙って、どんどん上値を追ってきているようです。
そのため、踏みあげられている感じです。
ちなみに騰落レシオはまだ95%程度。
通常過熱感になるのは、120とか130%なんですが、いまはまだまだ過熱感はありません。
95%程度というのは、要するに一部の銘柄だけが上がっている状況なんです。
引き続き日経平均は上がりそうな地合いです。
マザーズ指数の動き
マザーズ44ポイント安1187。
売買代金は2600億円。
マザーズ指数は、本日4%近い大幅な下落になっています。
基本的に25日移動平均線で戻ったところを戻りきれず止められている感じです。
一方で、逆三尊つけたようにも見えます。

「逆三尊(トリプルボトム)」とは、株価が下落し安値を付けた後に反発、再び下落し1回目の安値より下落。その後反発し、三たび下落したものの、1つ目の谷より高い位置で反発するチャートの形のことです。
一旦は大きく下落したものの、すべて悪材料を織り込み、これ以上は下がらないということを意味します。このため逆三尊が表れた場合は、高確率で上昇トレンドに転換すると考えられています。ダブルボトムと同じで、途中で付けた高値のライン(ネックライン)を突破したところで完成し、買いのサインとなります。
ただ、チャートがまだ完全に上向きではなく、投げが続いていますので、もう少し様子見しないと見極めがつかないですね。
海外投資家は買い残の多く、下げて始めた銘柄を狙ってくる
海外投資家、特にヘッジファンドの足の速い資金は個人投資家をターゲットに狙ってくるケースが多いです。
例えば新興市場で信用買い残多いの銘柄は一度、需給が狂えば、あとは個人投資家の投げで下げを誘発できるので、信用買い残の多い銘柄に海外投資家の空売りが多いわけです。
またAmaziaネタで恐縮ですが、良い勉強になるので、例をあげていくと、信用買い残は-60,800の707,900株に低下。
まだ70万株かという水準ですけど、信用買いした人はどんどん投げさせられていますので、需給は改善しています。
一方で、空売りネットを見ると、外国人投資家は、徐々に買い戻し体勢に入っていて、ポジションを縮小しているように見えます。

需給が改善してきていることを見越して、ショートを減らそうとしているように見えます。(が、果たしてどうなるか!?)


































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