意外な法則性アリ!?「上げトレンドの下げレーティングは買いなのか?」を過去データで検証してみた
東海東京証券のフェローテックに対する妙なレーティングをきっかけに
「上げトレンドの下げレーティングは買い!」
という法則が頭に浮かびました。
普通に考えたら、上昇トレンドで業績も良いのに、格下げという妙なレーティングを出すのは、「証券会社が良い株を安く買いたいから、わざと変なレーティングを出してきているのでは?」と考えても不思議ではありません、笑。
それが本当なのかどうかを過去データで実際に検証してみたいと思います。
まだ完全に十分なデータをじっくり精査できてはいませんが、途中経過を取り急ぎ報告します。
格下げ銘柄&上げトレンドリスト
ざっと過去約2カ月分+アルファで検証してみました。
ちなみにレーティングって、すごい数が出ていて、2か月で2040件くらいありました(汗)
多すぎです💦
「上げトレンド銘柄」とは、いつも通り「26週移動平均線の傾きがプラスのもの」と定義します。
それらの銘柄には、一番右に「1」のフラグを付けました。
上げトレンドの下げレーティングは買いなのか?
いろいろ目視でチェックした結果、やっぱり、その可能性は濃厚そうです。
東海東京証券だけではなく、他の証券会社でも同じような類似点を発見しました。
九電工の例
これはみずほ証券です。
上昇していましたが、格下げレーティングを出して、一度落としてから、すぐに回復(笑)
ナブテスコの例
そんなに下がらずにスルスルと上昇。
レーティングを信じた人がバカを見る例・・・。
レンゴーの例
これが一番分かりやすい例かもしれません。
底を付けてから、上昇トレンドに入りそうなところを「格下げ」で冷やそうと思ったら、そんなの関係なくスルスルと上昇(笑)
気づいたこと
「上げトレンドの下げレーティングは買い」が当てはまる要素について、今のところで気づいたことを書いておきます。
1.「下落トレンド」ではないこと
明確に下げトレンドでは、そのままズルズル下がる傾向です。日足で「底入れ横ばいのパターン」か「上昇トレンドに入っている」のが、格下げレポート後に上がっていく条件の1つです。
2.「アウトパフォーム → 中立」のパターンであること
「中立→アンダーパフォーム」は、ダメです。
見ていると「アウトパフォーム→中立」「買い→中立」のパターンの場合だと、株価が上昇していくことが多いです。
3.格下げが複数の証券会社で行われていないこと
2社以上の証券会社で格下げが行われている場合、そもそも下落トレンドであることが多く、「アウトパフォーム→中立」のパターンでも、手出しは無用。
とにかく下落トレンドの場合は、避けるべきですね。
4.株価の引き下げ率が高いこと
これもちょっと矛盾を感じるかもしれませんが、株価の引き下げ率が15%以上くらいの場合に、上に行くことが多いです(笑)
お断りですが、取り急ぎまとめたものなので、自分でもまだ不完全だと思っています。
その点、ご留意ください。
あと業績面や需給面での相関関係は、まだ分析しきれていませんので、また分かり次第アップデートします。
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