保険、銀行等、金融業界を取り巻く環境はAIによりこの10年で大きく激変する

本日、某大手金融企業の偉い方と面談して近い将来、金融業界がどうなるか?について軽く意見交換しました。株式投資のヒントになるかもしれないので、その内容についてお伝えしたいと思います。

そもそも、このような話題になったのは、私から以下の内容を切り出したからです。

今朝の日経新聞に、以下のような記事がありました。

以下、9/27 日経新聞朝刊からの引用

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銀行業に将来はあるか

東証1部に上場する株式をPBR(株価純資産倍率)の低い順に並べると、下位50銘柄の多数を銀行株が占めてしまう。

日本経済が全体として好調であるにもかかわらず、日銀の超低金利政策により利益を上げられない銀行は、株価低迷に苦しんでいるのだ。このため銀行は新卒採用を大幅に絞り込み、就職市場でも人気をなくしている。

こうした状況のもと、銀行は収益対策として投資信託や保険の販売、為替相場などに償還額が連動する仕組み外貨預金など、販売手数料の大きな商品の売り込みに注力している。また、スルガ銀行の不正融資に見られるような無理な貸し込みも発生している。

報道によると、銀行の営業の現場では若手を中心に、「顧客のためにならない商品は売りたくない」との声もあがっているという。

だが、現実はどうか。限られた先ではあるが、筆者が最近セールス担当者と直接面談した経験からいえば、銀行が勧めてくる投信や仕組み預金は、個人投資家にとってメリットに比して大きなリスクを負担する商品が大半であった。

あるメガバンクが勧めてきた投信は複数通貨間で資金をシフトでき、為替相場についてのオプションも組み込まれていた。将来の為替相場の動きや金利動向で、極めて複雑な損益パターンを描くもので、この商品の将来の価格動向と為替相場の関係を説明することはベテラン銀行員でも極めて困難だろうと感じた。つまり、窓口担当者の理解力をはるかに超えた商品だったのである。

別の銀行が勧めてきた投信は、アクティブ運用の株式投資が含まれているにもかかわらず、販売・運用手数料はゼロだという。アクティブ運用のためには少なくとも1%を超える運用コストが必要なことは常識であり、別の何らかの形で投資家に負担させていることは明らかだ。

銀行が再生を図るには徹底したビジネスモデルの転換が必要だ。預金通帳の廃止とATMの小型化、個別支店の大幅なダウンサイジングと窓口数の維持、営業時間の大幅な柔軟化、小店舗における現金ハンドリングの廃止、スマートフォンを使った顔の見えるテレホンバンキング、転勤の大幅縮小と社宅廃止……。やれることは何でもやるべきだろう。

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引用ここまで

3年くらい前までは、銀行は人気就職先だったにも係わらず、ここ最近は衰退業種というか、ブラック企業というか、急に人気がなくなってきました。

よく考えたら不思議ではなく、書類ばかりで、何をやるにもコンプライスでガチガチ、夜の残業とかも多くて、仕事もそんなに面白くない!?

給料は比較的に良いのかもしれませんが、51歳になると役職定年があり、銀行を去るか、給料が大幅に下がっても良いから銀行にそのまま残るかの選択を迫られます。

さらにこれからはAIや電子マネーの発達により、資金調達方法も変わる可能性が大いにあるため、銀行の魅力はますますなくなる!?

こんな感じがよく分かって来ている感じなので、若者は敏感に察知しているのでしょう。

これからの10年、金融業界はこうなる!?

本日、ざっくばらんに意見交換した内容を箇条書きで書いていきたいと思います。

銀行

・いくらまで貸せるかという「与信判断」はAIが行うようになる。

・借り手も自分がいくらまで借りられるか、ほぼリアルタイムで分かるようになる。

・単にお金を貸して利ザヤを稼ぐ時代は終わった。貸すのではなく出資していく時代になる。

・紙の使用量が激減し、事務作業員も不要になる。

・銀行預金通帳がなくなり、全てスマホに切り替わる。Alipay、Grab Pay等のポイントサービスの台頭により、支払いはお金ではなくなる。

保険

・メルカリのように保険をかけたいものを写真で撮影するだけで保険金支払額、保険額が分かり、それで契約が完結してしまう。やっぱりペーパレスになる。

・保険数理士(アクチュアリー)は、AIに置き変わるため、労力の割には価値のない資格になる。

・地震、台風、津波等の被害が発生した場合、災害保険の査定判断は、衛星写真もしくはドローンで撮影した画像を分析して、一瞬で査定が出せるようになる。

・台風や地震などの災害保険額は、ビッグデータの分析によって立地、住所、建物の構造などの精緻な分析により、保険支払金額が一軒一軒で変わる。

生保だと以下のような感じですね。
https://www.tis.jp/special/sosiego_interview003/

https://courrier.jp/news/archives/87656/

ざっとこんな感じなのですが、キーワードはやっぱりAIです。

特にモノを扱っているわけではない金融業界は、AIによる革新が行われやすい業界なんだと思います。

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AI関連銘柄、特にビッグデータ分析関連は1つホールドしておいても良いと思います。

https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201801200112

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