すららネットの海外展開事情
すららネットの海外展開事情
今日もすららネットのネタです。
海外で日本の塾といえば、私がまっさきに思いつくのが公文式です。
公文の売上って、知ってますか?
2017年3月期で売上905億円もあります。
http://www.kumon.ne.jp/about_whats-kumon/report/overview.html
推移を見れば分かりますが、着実に右肩上がりの業績です。
平成29年3月末現在の全世界での学習者数は、前期比7万5千名増の435万4千名となり、海外連結子会社の平成29年3月末現在の学習者数は、前年比1万5千名増の116万4千名。
要するに海外売上を着実に伸ばしています。
すららネットの海外展開は?
以下URLから引用させていただきました。
https://www.mag2.com/p/money/383048
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海外に出た時の御社の強みは、どういうものになるのでしょうか?
それから競合は、それぞれの国でどういうところがありますか? 日本と海外では、学習塾などの事情は違うと思いますので、その状況を教えていただければと思います。
湯野川:海外は、進出してみてわかったのですけれども……というと行き当たりばったりに聞こえますが、まず結論から言うと、競合はほとんどいない状況になっています。
海外では、もちろんeラーニングが広まりつつあります。国にもよりますが、スリランカは非常に遅れていて、(一方で)インドネシアや、とくにインドはけっこう進んでいます。主に高等教育分野、つまり高校生以上をターゲットにしているケースが多いですね。
(これに対して)我々は、海外では「Surala Ninja!」という、小学校の低学年から算数を教えるというものを持っております。だから、デジタルとアナログの違いと言いますか、公文式さんがやっていることと、非常に似ているかなと思います。計算を教えるということです。
まだ数を数えたことのない子どもに、数を数えるところから教えるというものを、体系的にやっております。このセグメントは、ほとんど競合がないという状況になっています。
もちろん、(eラーニングが広まっている)インドネシアやインドとなると、(子どもも)みんなスマホを持っています。中学生とかですね。小学生には、あまりいないかな? スマホを持っている人が多くて、スマホアプリの学習ソフトは、山のようにあるわけですけれども。
それは、ある程度学校で(勉強を)やっていることを前提に、(例えば)「引き算だけをゲームチックにやってみよう」というようなものは、山のようにあります。
(ただ、)きちんと学校や塾で、本当に段階的・体系的に教えて、最終的に(勉強が)できるようになるというようなものは、今のところ(海外には)ない状況です。欧米系は本当に高等教育分野のみで、しかも(言語は)英語のみになっています。
我々の場合は、小学生1年生、あるいは就学前から現地語で(展開しています)。スリランカはシンハラ語、インドネシアはインドネシア語、インドは英語ですが、現地語で(学習する)というコンセプトです。
(当社以外、海外では)こういうコンセプトがありませんので、そういう意味ではまだ競合がない段階で、どんどんスケールしていきたいなと思っております。
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算数は世界共通。
言語さえ変えれば、同じリソースを再利用可能です。
海外売上げアップは、将来の株価アップにもつながると思います。
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